ミシンの選び方③ 種類大別

小さいものから 始めて
ミシンの種類を
お話ししていきます🙋☺





🎅ハンディミシン

ホチキスタイプのミシンで
ひと針に1回押すものと
電池やACで動く 電動とあります







ミシンを置く場所がない方は
ご検討されていたり
するかも知れません





こちらの構造はシンプルで
家電というより
文具のような雰囲気






縫製の断面図を 
見て頂いた時
上糸と下糸が 交差して
縫われていましたよね?






基本のハンディミシンは
1本の糸で縫うので
下糸がありません

表側は直線の
糸目になっているのですが
裏側はチェーンステッチで
一筆書き状態です💦






だから チェーンステッチが
ほどけると テキメンに
ほつれてしまいます






普通のミシンで 縫った服でさえ
ほつれたりする事はありますので
いかに簡易的なものと
言えましょうか





アンティークの
トイミシンなどもこのように
下糸を入れる釜がなく 
裏側はチェーンステッチになっています






昔 テレビなどの通販番組で
鮮やかな手つきで
ハンディミシンを使い
雑巾を縫ったり
裾上げしたりしている風景を
ご覧になった事がありますか?






でもね、、、
あれ多分 
上手に縫える人に
楽々な雰囲気で
縫って貰っていると思うんですよ






ミシンは
テーブルの上に置いてあって

送り歯が生地を
送っていってくれ

フットコントローラーが
付いていれば なおの事
両手も使えますし


時には 両手で補助しなくても
真っ直ぐに縫えるものです






しかし
ハンディミシンは
片手で生地を持ち
片手でハンディを操作するので

置いて縫う事は あまりせず
浮いている状態になりがち

操作によっては
縫い目が蛇行してしまいます

ハンディの位置は固定したまま
むしろ 生地をゆっくりと
動かしていった方がまだ良いです






そして ホチキス状なので
裾上げなど
挟んで縫う場所には
向いているのですが

洋裁ではいろんな
形状箇所の縫製が出てきます

おそらく
縫えない場所が
多発してくると思います💨

ホチキス状の 本体の長さに
突っ込める生地の所 以外は
縫えない箇所が
出てきてしまうのです💔🙊






ミシンに興味のある
お子様に持たせてあげるのも
針が出っぱなしなので
あぶないかも知れません






しつけ代わり
裾上げ
雑巾を縫ったりする為に
ハンディミシンを購入されるなら
普通の形のミシンの
お手頃タイプを
オススメしたいです







🎅電子ミシン




最近では 電動ミシンと
表記される場合もあるようです






手動でダイヤルを
ガツガツとまわし
縫い目の模様を選択します

コンピューターミシンは
電源を落として 入れ直すと
毎回勝手に初期設定に戻りますが
ダイヤルは設定が変わらず
続けられます








数千円のものから
万単位まであり
軽量なものは
総量 2キロなどからあります 色々です






手のひらサイズと謳っていたり
収納しやすさ 手軽さを
アピールしているものから
LEDライト付きや
本格的なスペックに
近づけた物まであります







ボビンケースと言って
写真のように銀色のケースに
下糸を入れる垂直釜と

水平釜と言って
ボビンケースなしで
ボビンをポンと
入れるタイプとあります





ボビンケースがある事で
ケースのネジの締め具合により
糸をしっかりと挟み
引き締める事ができます

しかし 不調の時は
その分 複雑さは増します





家庭用 垂直釜は半回転です
ボビンが半回転しながら
縫っていく仕組みなので
あまり気になさらなくて大丈夫🙆‍♀️





水平釜だと
上糸のテンションだけで
縫い目を作るのですが

垂直釜の昔のミシンは
本体の左側にケースを
立てて収納しました






左手で入れるのは難しい方も
いらっしゃるかも知れませんが
慣れると簡単に
見ないで入れられるようになります






上糸と下糸で
引き締めて縫うという
縫製の原理にかない
布の方向と同じ向きに回転しています
糸締まりが良いようです



水平釜は下糸が見えるので
巻き足し時がひと目で分かります

ボビンケースがないので
糸がらみが少ないようです






自動糸調子機能が
ついているミシンは
糸掛けさえ正確に行い
下糸を正しい向きでセットすれば
きれいに縫う事が出来ます
この明快さが好きです






若い頃使っていた
実家のミシンは垂直釜で
そもそも 先にお話した
糸と縫製の原理を理解せずに
力技で縫っていたし💦






重量や振動の個体差の関係性を
知らなかったので
ボビンの糸調子が取れなくなると

直してるんだか
壊してるんだか💦

迷走に迷走を重ね
苦労したものです🏃‍♀️🏃🏃‍♂️💨💨💨






さっきまで縫えていたのに
突然不調になり
もう ミシンさんの「ご機嫌」
という領域でしか
理解する事は出来ませんでした🤷‍♀️❓❓
懐かしい思い出です







厚物縫いの写真があったので
少しお話します

厚物縫いを実証されたミシンは
デニム6枚
貫通出来たりしますね
ここでは 少し注意が必要です







デニムにはオンスという単位があり
生地の質量を表します

デニムシャツもデニムと言うし
デニムワンピースもデニムと言うし
デニムのパンツも
ストレッチが効いて
履きやすいものから
硬くてゴツいものまで
様々ありますよね







宣伝では意外と
薄めの柔らかいデニムを
縫っていたりします







何故6枚重ねて見せるかというと
ジーンズのようなパンツを作る時
ベルト部分の縫い代が折り返って
それ位の厚みに
なってしまうからなのです







厚い生地で何か作る時は
縫い代の重なり分が
少なくなるようなデザインに
設計しておくと安心です
だからシンプルなものを
作る方が向いている
ミシンになると言えます







値段がお手頃だと
糸切りやフットコントローラーが
付いていない場合もあります

カバーがビニール製だったり 
ボビンへの糸巻きは
糸が巻き終わるまで
ずっと自分で
操作したりする事も





などなど✨

そんな所から
私はビギナーの方には
中型スペック以上の水平釜を
オススメしたいですが、、、
(セール価格でもせめて3万以上が無難)
綿や小物製作が主流の方ですね





ほとんど使う事がないからと
ご予算がセール価格で
19800円位なら
コンパクトサイズの
垂直釜の方が 不調があっても
ご自身でご調整し続けながら
ご利用になれるかも知れません





さあ
電子ミシンについて
少し伝わったかな❓

また何か補足したい点があったら
書きますね👐







長文にお付き合い下さいまして
ありがとうございました😊

次回はコンピューターミシンです✋💓













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