ミシンの選び方② 重量、振動、性能
前回の記事で
ミシンの選び方の前に
糸の習性を
知って頂きました
縫製の断面の図が
間違えていたので
トップの図に
差し替えました!
縫製の断面は
このように
針が上糸を生地に刺し込んで
下糸をすくって上がり
真ん中で出会っています
糸調子が
取れている状態です
(前回の記事も
内容はそのままで
この図に挿し変わっています
すみません!)
では続きます
ミシンとは
生地と糸を 扱いこなす為のもので
幅広く種類のあるものですね
だから
ご自身が縫われるものと
暮らし方に条件があえば
高くなくても
良いとは思います
以前 ミシン選びは
「まず洋裁との
関わり方を決める」と申しました
縫いたいものによって
条件が変わってくる
という事です
何故 糸について
知って頂いたか❓
なんですが
上糸と下糸を
バランスよく引っ張る為に
必要な性能があります
厚い生地や
非常に薄い生地
伸びのある
動きやすい生地など
条件が様々な中で
縫っている物の
ぶ厚い所と
薄い所
なんなく 運んで
時には
耐えて いなして
バランスする能力
だからミシンが軽量だと
そこら辺の 対応力は
弱くなっちゃいますよね
あと振動も
大切なんです❗️
軽い程 本体が揺れますので
持ち主の使い方によっては
経年の中で
具合が変わってしまう事があります
例えば4本糸のロックミシンで
どれだけ振動するかの
お話をしますね
4本ロックは
2本針で縫い
2本のかがりを行う
ミシンです
かなり大きな音がして
振動もあります
目的により
左側の針を抜いて
1本針にする事が
あるのですが
マイナスドライバーを
本体に押しつけて
どれだけ回しても
ネジが外れない事があります
それって実は
誰のせいでもなく
振動で
鬼の仇のように 笑
勝手に閉まっているんです👹
ネジをゆるめて
左側の針を抜いたら
これもまた 肝心で
ゆるめたネジを
締め直して
元に戻しておかないと
改めて縫い始めた時
今度はそのネジが
振動で 何処かへ
飛んでいってしまう事があります😳💦
ネジ1個でも 発注すると
パーツ代でお金がかかります
締め忘れないように
どうぞ ご注意を✨
それぐらい揺れている
というお話でした
(購入をお考えの方で
騒音がご心配な方は
多分別売で 防振防音の
マットがあります
机次第の所はありますが、、、
少し改善されます)
などという事から
本体の重さが重い程
糸調子は安定します
ハンドミシンや
トイミシンから始まって
軽量ミシン
中型
家庭用ハイスペックへ上がり
職業用 (10キロとか)
工業用までいくと
テーブルと一体型です
(90キロとか?それ以上?)
さらには事業で
使っていくようなミシンなどへ
縫い心地も 本体が重いと
非常に縫いやすいです
こんな訳で
まとめます
振動により→糸調子は変化します
内部的な個体差が
起きてくる可能性があるという事
糸→縫っている間も
撚れは起きている可能性がある
経年の使い方→全く油を
挿した事がないなど
フットコントローラーを
いつもベタ踏みして
使い方が荒っぽいとか
などが 組み合わさり
パーツが当たったりし続ける→破損
本体価格に応じて
オプション料金が
上がっていくように
スペックも上がりますが
安い製品だとパーツも
金属が望ましいのだけれど
値段を下げる為に
プラスチックが
使用されていたりした場合
劣化してしまった
そのパーツを
交換出来ない事などが
起きる場合があるのです
だから まずは
どの程度洋裁と関わっていくのか❓
どの位 使って
ぶっちゃけ
いつ 捨てる事になっても
良いのかを
まず明らかにしましょう😊
次はいよいよ
大別に入りますねー✊✨
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