グレーディング
グレーディングは
パターンを大きくしたり
小さくしたりする事です
マスターパターンと言って
元にするパターンを基準に
出したり 縮めたりして
サイズ展開します
5号〜15号とか
S〜3Lとか
サイズがありますでしょう?
ご自分のサイズ以外 あまり
興味はないのが 普通です
他のサイズについて
あまり考える機会って
少ないものです
こんな経験をもとに
お話しますね
セール会場で 自分のサイズを
引っ張り出そうとして
大きいのが絡まって
一緒に 出てきて
びっくりしたりする事
ありませんか?😦
それで なんだか
変なんですよね バランスが😳❓
同じデザインのはずなのに
何故か小さなサイズの方が
良く見えるなー
なんて 売り場で思われた事
ありませんか?
あれね☺️
真ん中のサイズを 元に作って
展開しているんですよ
真ん中の方々って
多いしね
売れるしね 笑
真面目に作って 笑
大きいサイズを不真面目に
作っている訳じゃないんですけど w
それを元に
ただ 単純に大きくしていくと
どこかでバランスが
おかしくなるのです
ドラえもんを
パソコンで拡大する時に
→150%で パン!と
大きくしちゃうと
凄い事になっちゃうじゃないですか‼︎笑
バランスをキープして
拡大しないといけないですよね?
お肉が付く場所と
あまり肉付きのない場所に
合わせた分量で
出していきたいんですね
大きくする時の原理
洋裁では
ザックリとしたやり方で
広まっていると思います
型紙の真ん中をカットして
紙を両手で持ち
左右に引き離して
新しい紙に写せば
離した分 大きくなりますね
うん 大きくするって
そういう事🙂
なんだけど
それだと真ん中だけ
ズドーンと凄く
大きくなってしまうので
脇でも開いたりします
でも それだけだと
ドドーンと大きな
体格に見えてしまうので
パタンナーは
もっとずっと
精緻な操作をします
おにぎりに
どんどんご飯を巻きつけたら
太巻きになる?
おにぎりのまま
ナチュラルに
大きくなって貰いたい訳です
グレーディングピッチを
分割した目盛りを振り
箇所箇所
線を取っては 出し
線を取っては 出しと
目盛り毎の分量
パターンをズラして
立体感を維持しながら
大きくします
そうする事で
お肉の付く所をゆったりさせ
付かない所はスッキリめに
ふくよかに させていく
体型差と
デザインも考慮して
襟ぐりやら 袖やら
大きくする寸法は
場所により ミリ単位で異なります
パタンナーさんは
実に精緻な事を
されていますねー
また
グレーディングに対する
考え方も企業ごと
様々なのだろうねー
と思う今日でした
大きな方が
より威風堂々と
格好良くグレーディングできたら
いいですねー!
わー!
お肉のつく場所って
生活習慣などでも
全く違うので
やっぱり難しいですね🤔🧐🤨
毎日読んで下さっている方が
いらっしゃるみたいで
感激です!
本日もありがとうございました😊
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