まる凄⑦原型とは
囲み製図に親しんでからの
いよいよ本格的な
製図レッスンを知りたいという方に
オススメの流れをご紹介しますね!
ややこしいかも知れませんので
我が母校 文化服装学院の
分かりやすい教科書から
(勝手ながら)参考画像を掲載させて頂きます
④ダイレクトに
自分の身体を表現する為には
原型を学ぶ手があります
原型は最初に四角い基礎線を引いて
それから寸法を当て込んでいく
書き方である事を
先日ご案内しました
そのメリットは ご自身の詳細寸法を
全て計測してから行いますので
より個体差に近付けた表現が
可能になるという事です
計測箇所も いわゆる
バスト・ウエスト・ヒップだけではなく
もし全身の洋服を作るならば、、、
このような計測→数値化を まず行います
製図は座標だからです
見頃原型だけだとしても
お尻が隠れる位の丈で
想定したりする事もあるので
ヒップより上の情報は欲しいものです
写真は計測箇所の一部です
ツルツルのモデルさんによる実演
乳間や乳下りまで
計る!計る!笑
ここまで計れば人体のトレースは
さらに精緻なものになります
やっぱり囲みよりは
ずっとダイレクトだと思えますよね?
原型を引き終わり
一旦シーチングで仮縫いをし
フィッティングをします
原型も 必ず修正が入るので
原本のままシーチングに写して
原本は切らないようにして貰っています
そのまま着られる方は少なくて
大体補正が必要になります
そして修正
原本を消して書き直す工程です
原型をそのまま使うような
シンプルなデザインもあります
つまり原型そのままの位置で
ダーツを取るようなデザイン
その時は今起こした原型を
各パーツに抜き取って
縫い代を付けて使います
しかしながら
多様なデザインを作っていきたい場合
その先のステップ
原型操作をしてからでないと
作りたかったデザインの製図には
入れないのです、、、
えっ 工程 まだまだ?!
ファイト!
原型操作をしてから やっと
本来の作図に入れるのですよ!
そんなあ!
そんな拷問には耐えられないよ~!という方に
TREND SEWING では
まず最初に
市販の原型のシートを使う
という方法をオススメします
トップの写真は文化式原型 成人女子用
コーティング紙に原型が
プリントされています
これは男性用もあります
このサイズ展開の中で
ご自身に近いサイズを抜き出して写して頂き
一旦シーチングを縫ってトワルにし
フィッティングします
なで肩だったり
はと胸だったりと
体型差により 補正が出てくるので
修整を行い
そのままのデザインなら
パターンパーツ化して
そのまま使います
原型から引くと大変なので
最初はシートを利用すると
省エネで進行できますよ
補正→修正を終えた原本は
やはり切らずに取っておいてくださいね
次回
ご自分の身体に
補正された原型を使って行う
原型操作というものについてお話しますね!
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