ブラウスの課題

先日、専門学校にて今年度 最後の授業が終わりました。

写真は今期最後のシャツ・ブラウス課題、数人分の提出作品。

一つ一つ、縫製仕様をチェックします。


作品を見ると、仕様に迷っている箇所や

勢いで縫っている箇所など、その部位が本人の言葉を代弁して語り出します。

その迷いに、ここはこういう手もあるし、

こんなやり方も実はあって、それも間違いではない、などと、

お手紙をつけて返却しています。

このやり取りが、またその生徒の理解を深めているし、

情報の一つとなり、作品制作にも響いているのだなと感じます。


今期はサンプル縫製と部分縫いに力を入れて貰いました。

基礎基礎基礎!!

本当は好きなものしか作りたくない生徒達ですが、

少しずつ、好きな事だけでは上手くなれない現実を理解してきた彼らなのです。

一生懸命シーチングでトワル製作をしてくれました。


集大成に自分でデザインした通りにパターンを引き、縫製して仕上げました。

インフルエンザや大雪など、休講も重なり、タイトな実習期間ではありましたが、

デザイン画通りに上がっている子、

縫製力がここしばらくで、飛躍的に上がった子、

根気よく作品に取り組む胆力が養われた子、などなど。

1年間で、別人のよう。大変に腕を上げました。


生徒達は後期の試験を受けている頃です。

近日学校に採点に行きます。

みんなお疲れ様!


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