独学への想い
中学生から装苑や
手作り雑誌を見て
写真とハンガーイラスト
製図を見比べるのが
大好きな子でした
全く意味は分からない
でもこの図が
この写真の服になるのか
という事が
何故だか嬉しくて
たまらない❣️
自分のワードローブを着替えて
ファッションショー
コーディネートを
ずっと考える遊びを
夜通ししていました
洋裁に興味があったけれど
学びに入ったのは
19歳から20歳にかけてです
お金もないし
いつも独学で
どうにかならないかなと
思っていたのです
はじめて作った
ウエスト切り替えのワンピース
ウエストのギャザーを
絞り過ぎて履けず
ポイ❗️でした
パンツを作ったら
内股の縫い線が合わず
片足の前見頃だけ
長く三角に飛び出したり
何度も失敗して
完成したものの
履いて歩いてみたら
パンツの足が
トルネードに渦を巻き
捻れて 歩きにくい❗️
タイトスカートを作ったら
歩くたびにウエストが
どんどん回り込み
後あきが右に回ってくる
着にくい‼️
縫い方も
パターンも
見よう見まね
さらに
縫えても
着心地の良い服には
遠かったのです
何が起きているのか
全く分かりませんでした
パターンを引くにしろ
次の一手が
常に 分からない
その一手を調べるのに
また 長時間を要し
ストレスの連続
料理を作るみたいに
服が作れるようになりたいけれど
独学でなんとか行けないかな…
出来る努力を続けて
腕は上がり
自分の服を作ってみたり
舞台衣装を
製作させて頂ける
レベルになったけれど
いつも不安で
不足感に苛まれました
人体という
正解のないものを
独学で習得するって
大袈裟に言ったら
医療を独学で
学んでいる感じなんです
人体って
100人いたら
100通りですもの
よりアカデミックに学びたくて
いよいよ観念して
文化服装学院に入学したのは
30歳の時
当日 最年長でした
独学では
パターンや原型という
概念を理解して扱うのが
難しかったのです
その後も
今更こんな年で?って
ブロックが出たりしながら
学びあかず
色んな所で
学ばせて頂きました
勇気を出して 行ってみると
お仕事にしていらっしゃる
50代のパタンナーの方が
ブラッシュアップに来てたり
様々な方々が
前向きに取り組んでいて
刺激を受けました
ずっと学んでは
休み
夜 遅くまで 鞭打ち、、、
そんな流れを
初めて 止めてくれたのは
コロナでした
独学の罪悪感がスタートで
学び始めたから
学んでも 学んでも
恐れと 不足感から
学ぶ事をやめられなかったのです
コロナで初めて
止まってみようかなって
思えました
学生と縫製仕様を
話している時
「普通に 全部
裏に折り込んで
縫っちゃえば良くない❓」
と言われたりします
折り込めるのは
真っ直ぐの場所で
成立しない
場所が出てくるのに
行ってみないと
気付けない事ってあります
みんな
みんな
昔の私
ネットも
youtubeもないから
沢山 洋裁本や
手作り雑誌を買い込んで
今でも古い手作り雑誌を
取ってあります
全然 色あせなくて
買えない時は
本屋さんに
立ち読みに行きました
独学で
辿り着けないかなって
悩みながら進んでいる方は
是非 TREND SEWINGに
お越し頂きたいです
だって
私が
一番
その気持ちが分かるから
今では やっと
こんな風に
思えるようになりました
1人にひとつ
身体があるんだから
自分の身体の事しか
みんな
本当には分からない
自分がわかる事を
ゆっくり
やって行けば良いやって
独学で歩んでいく時
アカデミーな世界にいる人に
甘さを指摘される事が
あるかも知れません
でも先程のような気持ちで
歩き続けて下さい
あなたには
あなたの身体があります
大丈夫
洋裁はコツと対策
そして機敏な対応力
経験深い
山登りの達人
シェルパが
道案内します
あなたが
しなくて良い苦労とストレスで
疲れてしまう前に
より早く
その道をひらきます
一度
試しにいらして下さい
昔の私を
私は大歓迎します
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